2022.03.24
うつすかもしれないからワクチン打つ
- 予防接種
- 新型コロナ
「mRNAワクチンを接種すればSARS-CoV-2の感染が防げる」は誤りです。
医療スタッフでもそう思っている方が多いので、医療スタッフではない人にとってはなおさらのことなのかもしれません。
感染症専門医のSNS投稿が分かりやすかったので、引用しながら忘備録として記事にします。
(引用開始)
現在流通している“治験中”のmRNAワクチンの効能効果は、「SARS-CoV-2感染症の予防」となっています。
これは非常に誤解を生じやすい表記だと思いますが、感染症という病気への発症を予防する効果があるだろうとされているのであって、ウイルス感染それ自体を防ぐ訳ではないと言うことです。
治験のプロトコルにもウイルス感染予防は評価項目に含まれていません。
(引用おわり)
新型コロナ感染は防ぐことはできないが症状を緩和することができる(のではないか?治験中)
(引用開始)
SARS-CoV-2の人への主な侵入門戸は気道粘膜であって、そこでの免疫の門番は「分泌型IgA抗体」です。
mRNAワクチンを接種してヒト体内で増産されるのは「血中特異IgG抗体」なので、気道粘膜などの門番である分泌型IgA抗体とは異なる抗体です。
粘膜における分泌型IgA抗体が全く賦活化されないかというと、そうでもないというレポートもありますが、ウイルス感染を十分に防ぐほどの効果はないだろうということです。
実際、注射型のインフルエンザワクチンでは、血中特異IgG抗体が誘導されるものの、粘膜における分泌型IgA抗体は誘導されないことがこれまでの研究で分かっています。
(引用おわり)
コロナワクチンで作るのはIgG抗体、そもそも抗体数が多いほど感染予防ができるというものではない
(引用開始)
mRNAワクチンはウイルス感染を防ぐことは難しいだろうけども、重症化を予防してくれるのではないかと言うことが期待されます。
3回接種済みでPCR検査陽性となった人において、未接種の人よりも検出されるウイルスゲノムコピー数が少なくなるという差は認められていません。
なので、人にうつさないことを目的としてこのワクチンを打っても、その目的を達成するのは難しいのです。
ですから、ハイリスクと考えられる人々を対象に接種することが戦略的に適切であろうと考えられます。
おじーちゃんおばーちゃんにうつしたら大変だから、近くにいる子供も接種しましょうというキャンペーンは、上述の通り、有効な策とはならないことがわかりますよね。
ウイルス感染は防げれないのだから、重症化する恐れのある方が接種しておくことで済む話だと思います。
(引用終わり)
重症化したら困る基礎疾患がある人が接種するものであって、未成年接種の推奨は危険度のほうが高い
(引用開始)
某施設においては今年に入って以降、3回接種済みの方における陽性率と未接種者におけるそれとは有意差が認められませんでした。
この施設のデータが唯一絶対ではありませんが、上述のワクチンの機序を考えると十分に説明の付く一つの結果だと考えています。
(中略)PCR検査陽性がすなわち感染性のウイルスが存在するという確固たる証拠ではないですが、3回接種後の方でもウイルスゲノムコピー数が280万/µLを超えるような方を始め、数十万程度の方などもいらっしゃいます。
1000/µLを超えれば感染させるリスクがあるだろうと考えられますが、そういうケースが少なくとも3〜4割ほど認めます。集計の途中ということもあり、正確に書けないことをご諒解下さい。
しかも、陽性となった接種者から感染させたと思われる陽性例も確認されております。スパイクタンパクに対する血中特異IgG抗体はみなさん有意な上昇を認めています。
やはり、血中IgG抗体がどれだけあろうとも、粘膜の分泌型IgA抗体がしっかり賦活化されなければウイルス感染や鼻腔などにおけるウイルス増殖を十分に抑制することはできないということだと思います。
一方、未接種の方においても、コピー数が多い人少ない人があります。
ただ、救いとしては、未接種の方も3回接種の方もみな無症状か軽症だということです。
(引用おわり)
ワクチンを3回接種したからといって体内のコロナウィルス感染数が減るわけではない。「他人に移したらいけないから打つ」は無意味
この投稿のコメント欄には次のようなものがありました「私の母は83歳で接種3回後、コロナに感染。いまだ入院中です。母の老人ホームでは全員が3回接種済みでクラスター発生中です。」
まるでお笑い劇場ですね…付け加えると、筋肉注射は静脈注射よりも痛いです。
注射が好きなお年寄りはいるかもしれませんが、ふつうの子どもたちは注射が大嫌いです。
抗体が高い=免疫が強いではない
今まで何度もブログで書いていますが、自然免疫に勝る免疫力の強化はありません。
かかって乗り越える、このために日々の軽い症状において安易にクスリに頼らず、日ごろから自然治癒力を活用する治療法を(ホメオパシーとかね^^)暮らしの中に取り入れましょう。
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