2022.02.17
新型コロナ後遺症の精神症状とは
- 新型コロナ
わたしは自然療法を推奨していますが、現代医学の知識の情報のアップデートはできるだけ欠かさずに行っています。
とくにコロナ関連は、製薬会社がスポンサーとなっている海外webinarから知識を得ています^^。
これは正誤情報を収集するためではなく、現在のコロナ治療(ワクチンを含む)の動向を自分なりに把握しておきたいなと思うから。
で、たいていの場合、「コロナ怖いよ、だからワクチン打ちましょう」の流れであることは皆さんの想像通りですが、その話への持っていき方はさまざまです。
今朝受講した講義は「コロナ感染後の精神ダメージ」でした。
コロナ感染後の精神ダメージ
新型コロナ(SARS-Cov-2)に感染したあと、精神的な後遺症に悩まされる人が多いそうです。
・ICU(集中治療室)の治療による苦痛症候群
→入室中のせん妄はICU患者の82%に生じ、注意力や集中力、感情や知覚の鈍麻、多動/活動低下が顕著です。ま、これは高齢者でなければ一時的なもの(高齢者は認知機能が著しく低下)でその状況環境から解放されるとたいていの場合は徐々に普通に戻ります。
一方で、なかなか戻りにくい症状として、
・低酸素血症による脳神経系のダメージ
・ステロイドの大量投与によるうつ傾向
・ICU入院によるストレス
これらが感染後に精神的なダメージを与えますが、とくに糖尿病、高血圧、脳血管疾患、凝固系障害、精神疾患の既往歴のある患者の場合はダメージが長引くそうです。
ダメージの内容としては
・双極性障害・パニック障害、不安障害
・PTSD(心理外傷ストレス障害)
・強迫性障害
・認知機能低下
これに拍車をかけるものとして、
・感染への恐れ、病気、障害、死への恐怖
・社会的孤立、仕事の消失、金銭面での不安
・巣ごもりや自宅待機となった子育て(育児)ストレス・ワクチン接種への不安や不信感
・報道への信頼の欠如
・・・・と挙げれば枚挙にいとまがない。
現代人はストレスにとても脆弱ですね。
行きつくところは「なんで私?」「どうして私の家族が?」「もうだめかもしれない」そして、新型コロナ陽性となった場合は自殺を考えるケースも少なくないとのこと。
コロナ感染に関連して処方される代表薬は抗不安薬と不眠薬です。
このコロナ・パンデミックからリモートでも対応可能な精神的治療を充実させ緊急精神医学をもっと普及させましょう、と結んでいました。
抗不安薬と不眠薬、どちらも依存性がありますので使用は慎重に。まずは副作用のないホメオパシーをお試しいただければと思います。
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