健康コラム

2022.12.24

足の裏の痛みは足底筋膜炎かも

  • 健康・病気

歩くと足の裏がズキンと痛む方。とくに40代以降に多い症状です。
靴の中敷きに、分厚いソールを追加して歩くなどの対処をなさっていることでしょう。足の裏やかかと(踵)の痛みは、最も一般的な足の障害の 1 つです。
足は第二の心臓といわれます。歩くって大事、歩けるって大事です。
しかし、この足の裏の痛みや踏み込んだ時の痛みは、とくに立ったり歩いたりすることが多い人に生じます。
そして、この痛みのために動きが制限されたり、日常生活にも影響を与えてしまいます。
最初は軽い痛みなのですが、それが日々繰り返されることにより、腱膜の後部付着部に骨化が誘発され踵骨棘(しょうこつきょく)が形成。整形外科などで X 線検査をするとハッキリと、画像のように踵の骨が前方に突き出たように突起が生じてしまうのです。


今回は、予防と対処の意味も含め記事にしますね。

ウィキペディアより

起こりやすい人

  • 歩き方に癖がある
  • 硬い地面でのランニングやジョギング
  • 肥満
  • 一日のほとんどを立ちっぱなしで過ごす
  • 40代以降の人、とくに足底筋膜の柔軟性が低下しかかとのパッドが薄くなります
  • 土踏まずのサポートが不足している、フィット感の悪い靴を履いている人
  • 激しい衝撃をかかとに与えるような動きが多い人
  • 甲高の人
  • 既往歴として糖尿病や変形性関節症などの病気がある

おもな症状

  • かかとの痛み
  • かかとのパッド(皮膚)が薄くなっている
  • 立ったり歩いたりすると足の裏が痛む,
  • とくに朝に痛みが強い
  • ある程度の距離を歩くと痛みは消える
  • クッション性のない固い地面を歩くと悪化する

一般的な対処

ぴったりフィットする靴や、しっかり踵をサポートしてくれるソールを使用しましょう、これは予防にもつながります。
運動に見合った適切な靴を選びましょう。昔は「前ゴム」と呼ばれるヒールの薄っぺらい靴を小学生が履いていましたね。今はソールの分厚い立派な靴が人気ですが、足底に負担をかけない靴が開発されているようです。
運動の前にはきちんとウォーミングアップとストレッチ運動を行いましょう。
太りすぎの場合は、まずは減量を。これは予防にも役立つといわれています。
かかとや靴底がすり減ったら買い替え時です。適切なヒールを保持しましょう。

この記事を書きながら、うちの子どもたちの靴が気になり始めました。一番安い靴を買ってるなー、と反省しながらも、3ケ月でボロボロにしてしまうやんちゃ者ですので高い靴は買えないよな。と一方でささやく私。
そして私自身も、短い脚を少しでも長く見せようと、5センチ以上のハイヒールを履いていた若いころを思い出したりもして…笑

足の裏が痛むときのレメディ

ホメオパシーは、足の裏の痛みに作用するレメディがいくつもあります。ここではセルフケアでよく使われる代表的なものを紹介しますね。

  • Calc-f(カルクフロア)骨のトラブルの代表レメディです。足の裏の骨が痛むときに使います。湿気の多い天候で悪化する傾向があります。痛む部分を擦ると痛みが緩和します
  • Rhus-t(ラストックス)かかとの鋭い縫われるような痛みがあります。とくに、朝、起きてすぐに歩く最初の一歩でズキンと痛み、歩き続けていると楽になります。夜や、寒く湿った冬の季節などはとくに痛みます
  • Led(リーダム)足の裏とかかとが両方痛みます。歩いて何か痛いものを踏んだかな、ケガしたのかなと感じるような痛みです。足やかかとがむくむ傾向があり、動くことでむくみも緩和します。 痛いときには、冷たい廊下などで足底を冷やしたくなります
  • Sil(シリカ)足の裏が汗っかきのタイプの人。足の甲から足の裏までズキンと響く痛みがあります。患部はとても冷たく感じます
  • Puls(ポースティーラ)夕方になると踵に抜けるような(けだるい)痛みが生じます。痛む足をだらんと投げ出すとさらに痛みが悪化するので、足を地面につけて固定したくなります。足が赤くなって炎症を起こしたり、腫れることもあります
  • Ruta(ルータ)足の骨を物理的にケガした既往歴がある方に良いでしょう

セルフケアでうまくいかない場合には、ホメオパシー健康相談をお申し込みください。
お一人お一人の症状に合わせて、保健師ホメオパスがレメディをお選びします。

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