2023.03.11
子どもに打つ打たないの両親の衝突
- 新型コロナ
コロナワクチン接種をめぐるカナダの裁判事例です。
ある家族がいました。両親は離婚しており、子どもは3人。お母さんと同居しています。年齢は10 歳、5歳、4歳。お父さんは科学畑の仕事で製薬会社に勤務して管理職です。養育費として、月に約25万円 (1,999 ドル)を支払っています。
お母さんは、子どもにコロナワクチンを打たせたいと強く思っていました。しかし、お父さんはこれに反対します。お父さん自身はワクチンを接種していませんので、子ども面会するときには事前にお母さんにPCR検査の陰性を伝えたうえで会うことが許されていました。
この両親のワクチン接種に関する意見は決裂し、裁判沙汰になります。カナダで上級裁判にかけられ長い審議が続きました。お母さんは、子どもの予防接種の問題は、母親に意思決定権が与えられるべきだと主張します。しかし、裁判の論点はそこではありませんでした。なぜなら、裁判所には子どもたちにワクチン接種を命じる権限はないからです。打つか打たないかは裁判所が決めることではないのです。論点としては、父親の同意なしに母親の決定が尊重されてよいのか、それは子どもの最善の利益に基づいているのか、という点でした。
子どもたちの最善の利益とはなにか。そして、新型コロナワクチンのリスクは如何ほどのものか。これはさまざまな見解に分かれています。具体的には、コロナに感染するリスクと健康被害の天秤。ワクチンによる副作用は短期的なものもあれば長期的かつ潜在的なリスクもはらみます。
ワクチンを反対するお父さんの意見は一貫していました。このワクチンは他のワクチンとは違うというのです。お父さんは、新型コロナワクチンの緊急承認に対して非常に懸念していました。一般集団によるきちんとした結果が出ないままに承認された見切り発車の予防注射だというのです。
お母さんの意見はこうでした。子どもの主治医とともに、ワクチンが「安全で効果的」であるという政府のメッセージを繰り返しました。また、裁判の期間中に3人の子どもが新型コロナに感染したことも取り上げました。ワクチンを打っていないから感染した、という論点がさらに加わりました。
裁判ではさまざまな意見が交わされました。
ファイザーとモデルナの接種による免疫の持続期間は「ばかばかしいほど短く」、わずか 2 か月後には弱まり、5 か月でなくなったと証言した人もいました。たしかにこのワクチンは、カナダにおいても1 年も経たないうちに 4 回の接種を受け、さらに5 回目の接種を受ける人もいる理由です。
コロナに感染した3人の子どもたちについて法廷では「ワクチンを打っていなくても症状は軽く、現在は回復している。ゆるぎのない証拠としては、3 人の子ども全員が現在健康で幸せである」との意見も出ました。つまり、接種のメリットはなく、子どもたちはすでに、ワクチンによる人工免疫よりも何倍も強力な自己免疫を持っているという意見になりました。
他にも、新型コロナワクチンが、入院や死亡につながる深刻な病気を予防したという事実はないという指摘もありました。お父さんは、ワクチン接種を受けた人は、接種していない人よりもCOVIDに感染するリスクが高いとも言いました。
この裁判はまだ係争中です。皆さんはどう思われますか?
新型コロナワクチンが コロナ死亡を減少させたという証拠はありません。
12 歳~16 歳を対象としたファイザーの試験では、子どものエントリーはわずか 1,000 人。そして、彼らのうちの 1 人の少女Maddie de Garayは、2回目のファイザー接種後24時間以内に、全身の痛みと麻痺のために車いす生活となり経鼻チューブをいれなければならなくなりました。(母親とともにコロナワクチン被害の深刻さを訴える活動を続けています)。つまり、1,000 人に 1 人の子供が一生車椅子生活を強いられる現実があるということです。
あなたの身近な主治医が、子どもたちに 新型コロナワクチンを接種する必要があると言うならば、新しい医師を探すときかもしれません。
このカナダの裁判。ワクチン接種を強く希望するお母さんは、長引く裁判の中で今後ますます増加してくると思われるワクチン接種後後遺症を目の当たりにし、訴えを自ら取り下げることになるのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
参考リンク:https://www.canlii.org/en/on/onsc/doc/2023/2023onsc977/2023onsc977.html?utm_source=substack&utm_medium=email
https://www.regulations.gov/comment/FDA-2021-N-1088-129763
#新型コロナ
#小児ワクチン
#予防接種
#裁判