2023.03.28
日本の介護を想う
- その他
訪問看護ステーションのお仕事をして怒涛の3か月が経過しました。
お越しいただいていたお客さまには、夜のリモート相談への選択肢が増え、対面相談では土曜日(場合によっては日曜日や祝日)にお越しいただき対応しております。
そんな変更の中でも、継続相談をご希望いただけることに大変感謝しております。
以前のようにタイムリーなブログ更新が難しくなっているのも事実です。たとえば、この冬はインフルエンザの最新ニュースをお届けできなかったし、コロナワクチンのブースター接種の肯定的意見(医療従事者向けの海外版)のまとめをまだアップできていないし。
こういった内容は鮮度が命ですので、奥歯をかみしめる思いであることも事実で、私のPCには「ネタ」フォルダにどんどん蓄積されてミイラ化してしまった情報たちがざんざん増えている状況です。
さて、話をタイトルの「介護」に戻しましょう。
訪問看護のお仕事をしながら、お嫁ちゃんが介護するのが当たり前、という気風が日本はまだまだ強いなーと感じます。
同居の場合はなおさらで、家庭内での同調圧力とでもいうのでしょうか。
「頼むなら 金と手を出し 口は出さない が介護の鉄則」
日本には介護保険制度があります。40歳を過ぎたらどの人も自動的に介護保険料を支払う仕組み。
しかしながら、介護保険で「人の手」をカバーできるのは、本当に身動きできなくなってからなので、安心できる老後の生活なんて今の日本では期待できるはずもなく。
自分にも間もなくやってくる老い。
みんな避けては通れない老いに対し、楽観的になれない以上、キーワードは健康寿命しかありません。
どうしようもない遺伝子病などは仕方がありませんが、生活習慣病は自助努力で避けることができるのが分かっているので、できるだけ薬を使わない暮らしを目指しながらピンコロ人生とありたいものですね。
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