2024.05.10
ドイツのメディカルホメオパシー禁止攻撃
- ホメオパシー
保健師ホメオパスの末田です。久々の投稿、みなさまお待たせいたしました。
ドイツと言えば、ホメオパシー医学を確立した医師サムエル・ハーネマンの出身地でもあり、古くからホメオパシーは広く庶民(当時は上流階級)に親しまれてきました。ホメオパスであれば、ハーネマンの墓地には障害に一度は訪れたい場所、聖地でもあります。
さて、そんなホメオパシーの250年の歴史が受け継がれるドイツでさえも、ホメオパシーバッシングは根強くあります。この動きは今に始まったことではなく、もう何年も前に医師会(Deutsche Ärztetag)はホメオパシー研修会を廃止しているのですが、今年に入ってマルク・ハネフェルト(Marc Hanefeld)医師を中心とした組織が、ドイツ医師会に対し、医師がホメオパシー療法を用いて治療することを禁止する申請書を提出しました。簡単に言うと、ホメオパシーの健康保険適応の中止を求めるというもの。
その申請理由は唯一、「科学的根拠がないから」です。
ちなみに、このマルク・ハネフェルトは、新型コロナワクチン推進者でもあります。
今のところ、ドイツ医師会はそれに対して賛成多数となりました。これは、ドイツにおける医師のホメオパシー療法が全面禁止になる可能性も示唆されます。
科学的な根拠がない、このセリフはホメオパシーバッシングの代名詞ですが、読者の皆さまはきっと聞き飽きているだろうと思います。
この世には科学的根拠が示されないけれども受け継がれてきている事柄は五万とあります。
マルク・ハネフェルト医師たちの動きは、医師という権威あるものが公費を使って訳の分からぬ治療を取り入れることに対する感情的なアレルギー反応なのでしょうか?
いいえ・・・
おそらく、この背後には製薬企業を中心とした反ホメオパシー・ロビーが存在していると思われます。わたしは、国民の選択肢さえ奪う世界的な流れに危機感を感じます。
ちょっと脱線しますが、日本でも選択肢を統制する動き、これは実は日常の中であります。
何気ないメールでのメルマガ内容の情報共有でも、『コンテンツに違法コンテンツまたはポリシー違反のフラグが付けられました。」などと言う説明の内容でメール自体が削除される事がありますし、
ホメオパシーのオンライン勉強会のコースを作成してアップしたところ、内容不適切としてコースそのものがアップできませんでした。
このような情報統制は、私のような小さな事業主でも起こっており危機感を募らせています。
さてさて、重い話はこのくらいにしておきましょう。
今や世界のホメオパシーの中心地ともいえるインド。コロナ大流行期もインド政府は候補となるホメオパシーレメディを国民に周知させました。
なぜ、インドでホメオパシーが大事にされているのか、私たちがこれから生活するうえでのヒントがあるかもしれません。
次回は、ホメオパシーが根強い人気のインドの話をします!
#ホメオパシーバッシング
#反ホメオパシー